フリーランスのコーダーに必要なコーディング以外のスキルとは

フリーランスは自分でそう名乗れば誰でもなれるもので、個人事業主になるためには税務署への届け出が必要です。ただし、フリーランスであっても一定額の収入を超えれば確定申告は必要になります。フリーランスになるメリットは、自分の努力次第で収入をどこまでも増やす楽しみを持てるというところです。嫌な仕事や苦手な仕事を無理して引き受ける必要はなく、自分で選んだ仕事だけを好きな時間好きな場所でできる自由があります。

付加価値があるコーダーになることができれば、フリーランスになってからの仕事を安定させやすくなります。デザインのスキルがあれば、デザイナー兼コーダーとして仕事を請け負うことができるでしょう。WordPressのようなCMSについてのスキルがあれば、仕事の幅をさらに広げることができます。仕事を丁寧かつスピーディに仕上げることができて、完成品の質も高いとなれば、自分自身にブランド価値が生じてくるようになります。

高収入を狙いたいフリーランスのコーダーが意識すべきは、スキルの高さではなく案件をこなすスピードです。ハイレベルなスキルを求められる案件は少なく、早く正確に仕事をこなせるフリーランスが重宝されています。営業にはできる限り時間をかけず、取引しているクライアントの信頼を得て次につなげるようにしましょう。働き方にこだわりすぎない柔軟さも必要です。クライアントからの信頼を得るためには、日頃から気配りを怠らないことが大切です。

自分がフリーランスのコーダーに向いているのかどうか気になる方もいることでしょう。そもそもコーダーは、緻密な作業が多い職業。そのため、細かい作業が得意だったり、ミスを見逃さないタイプの方に向いているといえます。もちろん、コーディングスキルやSEOに関する知識を養っておくことも大切です。ヒューマンスキルの部分では、柔軟性の高さやクライアントと円滑な関係を築くためのコミュニケーション力も必要となります。