コーディング以外に必要な周辺知識とは?
チーム開発に必須のGitスキル
HTMLやCSSの基本をマスターしたら、次に触れておきたいのが「Git(ギット)」というコードの管理ツールです。1人で学習しているときはあまり使いませんが、実際の現場では複数のエンジニアやデザイナーと一緒に1つのWebサイトを作ることがほとんどなんですよ。そんなチーム開発の現場で絶大な効果を発揮するのがこのツールです。Gitを使えば、誰がいつ、どのファイルのどの部分を修正したのかがひと目で分かるようになります。万が一、コードを書き間違えて画面が崩れてしまっても、過去の正常な状態にすぐ戻すことができるので安心ですよね。実務では「Gitを使った開発経験」が応募条件になっている案件も多いため、フリーランスとして仕事の幅を広げるためにも、基本の操作だけでも覚えておくと大きな強みになりますよ。
スマホ対応と検証ツールの使い方
今の時代、Webサイトがパソコンだけでなくスマートフォンやタブレットで見られるのは、ごく当たり前のことになりました。そこでコーダーに必須となるのが、画面のサイズに合わせてデザインを自動で切り替える「レスポンシブ対応」の技術です。このスマホ対応のコーディングをするときに欠かせないのが、ブラウザに標準で備わっている「デベロッパーツール(検証ツール)」という機能。このツールを使えば、パソコンの画面上で「スマートフォンの機種ごとの見え方」をシミュレーションしながら作業を進めることができます。さらに、書いたコードのどこに不具合があるのかを画面上で突き止めることもできるため、修正作業のスピードが格段に上がりますよ。どの端末で見ても崩れないきれいなサイトを作れるよう、ツールの使い方をマスターしておきましょう。
サイトを公開するFTPの知識
コードをきれいに書き上げてスマホ対応もバッチリ終えたら、最後はそのファイルをインターネット上に公開する作業が待っています。ここで登場するのが、自分のパソコンで作ったデータをサーバーという場所に送り届ける「FTP(ファイル転送)」の知識です。実務では、専用のソフトを使って指定されたサーバーへファイルをアップロードする作業を行います。シンプルな作業に思えますが、すでに公開されている企業のWebサイトのデータを上書きすることもあるため、間違えるとサイトが表示されなくなるリスクもあり、非常に慎重に行う必要がある作業です。「コードを書いて終わり」ではなく、安全にデータを届けて世界中の人が見られる状態にするところまでが、コーダーの大切な役割であることを知っておきましょう。
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