フリーランスのコーダーに向いている人の特徴とは

正確性を求められる作業が得意

コーディングは精密な工程が続く作業です。小さなミスを見逃さない集中力と物事をひたむきにこなしていく能力が求められます。緻密な作業が得意だったり、繰り返しの工程が苦にならない方はコーダーに向いているといえます。特にフリーランスの場合は、第三者に納品物のチェックをしてもらう機会はほぼないため、ミスがないか自分でしっかりと確認する必要があるでしょう。

納期をきちんと守れる

コーダーが納期を守らなければ、そのあとのスケジュールが狂ってしまう恐れがあります。もしかしたら、リリースが遅れてしまうこともあるかもしれません。周りの方に迷惑がかからぬよう、納期はきちんと守るようにしましょう。どうしても間に合わない場合は、クライアントにまず謝罪をして、現在の進捗状況を伝えます。場合によっては納期の調整をしてもらえることもあるでしょう。フリーランスが案件を獲得する際は、どれくらいの時間があれば納品できるかを考えたうえで契約を結ぶようにします。そのためにも、案件の難易度とそれに要する作業時間を見極める能力を身につけておきたいところです。

言語やSEOに関する知識が豊富

コーダーが扱う言語として代表的なのがHTML・CSS・JavaScriptの3つです。この3言語はしっかりとマスターしておく必要があります。JavaScriptに関しては、フレームワークについての知識も身につけておくといざというときに役立つでしょう。言語に加えてSEOの知識もあれば、上位表示されるサイトを作りやすくなると考えられます。変化の激しい世界で活躍するコーダーは、根気よく学習を続けていける人に向いている職業といえるでしょう。

ヒューマンスキルが高い

多くの人に愛されるWebサイトを作り上げるためには、ユーザー目線に立ってコーディングする必要があります。そのためには、多くの情報をキャッチアップする能力と、新しいアイデアを取り込む柔軟性が欠かせません。また、アイデアを形にする実行力も備えておきたいところです。そして、クライアントと円滑なコミュニケーションが図れる人も、コーダーに向いているといえます。たとえば、相手の話を聞くときは、ただ頷くのではなく興味・関心があることを表に出すことが大切。相手の発言に賛同したり、やや前傾姿勢をとったりするのも一つの方法です。会話を増やしたいときは、打ち合わせの際にちょっとしたアイスブレイクを取り入れてみてもよいでしょう。